3DCGフィギア作成に使っているソフトに変化あり!
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メインソフトとして使っているDAZ studioについに物理レンダリングエンジンが搭載されました。まだPubric beta版ですが、今まで使っていたフリーソフトのLuxRenderではレンダリングに10時間以上かけていたのが、このエンジンだと30分くらいしかかかりません。さらには数分で終わるオプションも!?
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ソフトウェアの変化とは?
ここ1ヶ月ほどで2つの変化がありました。
1.メインで使っているDAZ studioに物理レンダリングエンジンが搭載された
2.FaceShopとHairShopが統合化されHeadShop9として生まれ変わった
DAZ studioの新しいレンダリングエンジンとは?
DAZ studio 4.8 betaに搭載されているNVIDIA社製のIrayです。Iray自体は以前から販売されていましたが、フリーソフトに内蔵されたのはおそらく初めてだと思います。物理レンダリングを高速で処理します。
今まで使っていたフリーソフトのLuxRenderだと10時間以上レンダリングにかけていましたが、Irayでは30分ほどで終わってしまいます。もちろん画質は同等かそれ以上だと感じました。これはソフトウェアで処理するので、どのパソコンでも可能です。
さらにNVIDIA社製のGPUが搭載されたパソコンでは数分で終わるようです。私が趣味で使っているパソコンはMacもWindowsもインテル製のGPUなので現状ではこれは試せませんでした。Windowsパソコンは自作なので、そのうちにNVIDIA社製のGPUが載ったグラフィックボードを買ってきて試そうかと思います。
レンダリングの画質は?
最初にIrayでレンダリングした画像は冒頭のアイキャッチ画像です。フィギアっぽいですが、質感的にはまあまあかなと思います。肌色の部分のマテリアルはデフォールトの「プラスティック」のままなので、「スキン」に変えてみたりいろいろ試してみたいです。
とは言ってもフォトリアルな画質はほぼライティングテクニックとテクスチャー画像の出来で決まるので、今は後述するHeadShop9で人物に似せたフィギアを作る事の方を優先させたいです。
ももクロの百田夏菜子ちゃんの別の顔写真から従来のFaceShop8で再度フィギア化しなおしたレンダリング画像が以下です。Irayを使いました。
これもプラスチッキーな感じですが、けっこう本人の顔に近づいてきたような印象を受けます。使った百田ちゃんの写真は以下のものです。
最近の彼女はショートカットなのでやや古い写真ですが、彼女の顔をよく見ると左右が非対称です。これを微調整するにはフィギア側に左右独立したモーフパラメーターが必要になるので、今回はビクトリア4にMorph++を使いました。
HeadShop9とは?
従来はFaceShopとHairShopに分かれていたソフトウェアが統合化されてHeadShop9に生まれ変わりました。これ1本で顔と髪が同時に生成できます。私はまだ購入(FaceShopからのアップグレード)していないので、購入してから使用してレポートしたいと思います。
顔に関してはFaceShopとあまり変わらないと思いますが、髪についてはまったくわかりません。髪は高解像度になるほど処理時間が長くなり、リアリティーと操作性のトレードオフの判断が難しいところです。また髪型を変化させるモーフパラメーターの数もチェックポイントですね。
まとめ
こういう変化があった時期はなかなか記事が書けません。新しいツールを使いこなすのに時間が必要なのと、わからない事を調べようとして検索しても記事がほとんど無いので独力で問題解決しなければならないという面倒さがあります。
これからHeadShop9を入手して使用してみます。作品ができたら次の記事で紹介する予定です。
ではでは、ガーディアン
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